影響のある人はIntegrityを持っている Part 4



Integrityを生きる人になる
人生を生きている間にはいろいろな局面に出会うことがある。あなたが自分の信念のために行動を変えなければならないことも、あるいは行動のために信念を曲げなければならないこともある。それはあなたの選択だ。良い影響を与える人間となるにはIntegrityを貫き通す以外に道はない。なぜならそれ以外の道には必ず行き詰まる時がくるからだ。正直を言うとIntegrityを生きることは簡単ではない。しかしそのような行動をとれば後悔することはない。

正直になる、頼られる存在となる、守秘義務を保つことを自分に宣言する
Integrityを生きるため最初にやらなければならないことは、守るべきことを自分自身に宣言することだ。この3つを論理コードを選択すること、そして何があっても守りぬくこと。これが最初の基本です。

自分の価値観は金銭以上の価値がある
自分の価値観はお金で買われることはないと信じる。あなたの持つIntegrityは、お金にはすりかわらない。いつ、どんな状況下においても。ジョージ・ワシントン大統領はこう言い残しています。「世の中のほんのわずか一握りの人たちだけが、金銭に換わることがない美徳をもっている」

小さなことにこそ大きな意味がある
Integrityバリューを大きくは破っていないからとか、子どもとの約束だからとか、小さいことなら許されることはない。1センチの侵害を繰り返しているうちに気がつけば1メートルになっているのが私たちがはまる罠なのです。むしろ小さなことを守れない人にとって大きなことを守ることのほうがたやすくはない。


毎日、今日やりたいことの前に、やるべきことを考える

スイスの思想家のヘンリー・フレドリック・アミエルは「自己内対話ができない人間は、常に外的環境の奴隷となる」と言っている。Integrityバリューを持たないに人は、常に自分中心の考え方だといえる。自分にとって有益なのか無益なのか?それだけの価値観で生きている。それが何かいけないのという疑問が湧く人は、その質問の価値観を持っていきている人だ。Integrityバリューで生きている人は、いつも回りの人に何ができるのだろうと考えている。良い価値観を共有するのが目的なので、回りの環境や、たとへ自分に悪いことが起こったとしても左右されないという基盤がある。この価値観こそがあなたを自由にし、将来への明るいドアも開くキーとなる。1982年にアメリカのジョンソンアンドジョンソンという大手製薬会社の主力商品である、タイラノールという鎮痛剤のケースに何者かに毒薬を混入され、それをスーパーマーケットで購入した7人が死亡するという事件が起こりました。実はその事件の数週間前、ジョンソンアンドジョンソンは関連会社宛に、「我が社は正直と誠実(honesty and integrity)で運営されています」というミッションステートメントを送り、関連会社にも同じ精神で運営するようにと伝えていた。その事件が起こった数時間後、ジョンソンアンドジョンソンの最高経営責任者は、全てのタイラノールの店舗からの撤去を即座に決断し実行した。その費用だけで$100億ドルかかったと言われるが、その素早い決断についてレポーター尋ねられたときに、「私はミッション・ステートメントに書いてある実行をしただけです」とCEOが答えたといいます。
規模や種類こそは違いますが、ジョンソンアンドジョンソン社に起こったことは、私たちの人生にも同じ決断に立たされる時がある。そのような時に、迷わず決断ができるのがIntegrity lifeを実行している人間なのです。


ポジティブな個性作りに賭ける
過去に一度でも自分自身をポジティブな個性に変えようとしたことがあるだろうか?そのために必要なことは、過去のいやな経験、失敗、手にしてきた名声、トロフィー、数々の受賞、成功体験の全てを過去のゴミ箱に捨ててみてください。その時、今のあなたは何が残されているのだろうか?もしそこにIntegrityが残されていなければ、今、ここに宣言しよう。下の文と名前、日にちを声を出して読んでください。(プリントをしてサインできる人はそのようにしてください)

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私は今日ここに、真実、信頼、正直、尊重を人生の柱にし、それらを土台に自分の個性を作ることを誓います。他の人に自分がしてほしいと思うことを実践し、それらを自分の人生のスタンダードとして生きることを誓います。


名前                       日付
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まずは、ジャーナルから始める
次の一週間、下に書いてあることをやったときの自分自身の行動パターンを書き出してみよう。
  • 全ての事実を伝えていない
  • 自分のやるべき義務を怠った
  • やるべき仕事を終えなかった
  • 他の人の噂話をしていた
このジャーナリングによって、今までの人生の決断や行動パターンが見えてくるようになる。なぜ、やるべきことをやっていないのか?なぜ、してはいけないことをしているのかを考えてみよう。


やるべきことを先延ばしにしない

これから一週間、毎日するべきことで今まで先延ばしにしていたことを2つ見つけ、先にかたずける。

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